徳川美術館は、江戸時代の大名家・尾張徳川家に伝えられた重宝、いわゆる「大名道具」を収蔵する美術館です。

金鯱叢書 第6輯(昭和53年度)

8,100円(税込)

定価 8,100円(税込)

徳川美術館では、年度ごとの研究成果を広く一般公開するため、
学術調査の成果や研究論文、文化財の修理報告などを収録した研究紀要「金鯱叢書」を
年一回刊行しています。

~掲載論文目録~

【徳川林政史研究所】
・林業労務者と林業村落-近世の木曽山林に見る-(所三男)
・近世天竜林業地における資金流通過程(島田錦蔵)
・近江朽木谷の山割について(原田敏丸)
・信州伊那谷における年貢榑の代材木納
 -千村平右衛門預り所の年貢方法の変革-(飯岡正毅)
・木曽地方における官林境界紛争-長野村猿沢官林の事例-(大島真理夫)
・明治初年の尾張国(愛知県)における林野所有権の成立
 -定納山所有権をめぐる問題を中心として-(小山田一昭)
・織田信忠の尾張・美濃支配について(小島廣次)
・濃尾地方の歴史人口学的研究序説-史料・人口趨勢・婚姻統計-(速水融)
・寛文期尾張藩のキリシタン禁制について(清水紘一)
・尾張徳川家の分与賞典禄支給状況(松平秀治)
・近世初期石見銀山の支配と経営-大久保石見守長安時代を中心に-(村上直)
・近世前期北遠幕領における年貢収取(佐藤孝之)
・綱吉政権の「賞罰厳明」策について-幕臣団に対する処罰を中心に-(深井雅海)
・近世後期における大名上納金-公儀普請役の変容-(松尾美恵子)
・長崎貿易における幕府の買物-いわゆる「長崎御用物」に関する試論-(太田勝也)
・明治初年西三河における社会情勢-古橋日記を中心として-(高木俊輔)
・明治初期における豪農と土地金融-現岐阜市域の地域的考察-(丹羽邦男)

【徳川美術館】
・将軍家「御成」について(五)-織田信長と豊臣秀吉の御成-(佐藤豊三)
・瀬戸・美濃地方の呉須絵(染付)の成立について(大河内定夫)
・茶壺考 序説-「いはゆる呂宋壺」の産地・製作期・渡來期とその受容-(徳川義宣)
・廣東石灣古窯趾調査(佛山市博物館 徳川義宣 都染直也 共譯)
・石清水八幡遷座縁起絵と改められる大山崎離宮八幡利生図(山本泰一)
≪研究ノート≫
・呉須考(大河内定夫)

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